2026年が始まって二週間経ちました。年明けから子供の習い事の発表会やら出張やらで、新幹線で首都圏日帰りが3回ありましたが、ようやくバタバタしていたのが落ち着いてひと段落してきました。新幹線もこれだけの頻度で連続して乗るとちょっと飽きちゃうんですよね。しかも、1年くらい前から「女性専用トイレ」という謎のシステムが採用されて、新幹線のトイレはどこもかしこも必ず「女性専用トイレ」と「男女兼用」と「男性用小」がそれぞれ1つずつ備わっている構成が基本になりました。
この女性専用トイレは、僕に言わせれば時代錯誤の男性差別としか思えないです。これまで何回か、女性専用トイレは空いてるのに男女兼用のトイレが塞がっているために待たないといけない状況に遭遇しました。しかも、女性専用トイレが空いている状態で待ちに待った挙句に男女兼用トイレから女性が出てきたこともありまして…これにはさすがに腹立ちました。でも、女性専用トイレは女性の多くには評価されているようです。ネットで調べた限りではその理由は「男性と兼用だとトイレが汚れがち」「男性が使ったトイレを使うのに抵抗がある」などなど 、まぁわからんでもない話ではあります。
でも、全部の男性がトイレを汚すわけでもないし、男性だってトイレはきれいな方がうれしいわけです。男性が使うと汚れがちだからという理由だけですべての不利益をすべての男性が引き受けろというのは、「連帯責任」の概念を性別に適用した幼稚なセクシズムと言われても仕方ないのではないかと思います。例えば逆の立場の話をしますが、例えば我が国の現在の首相の高市早苗の台湾問題等に関する失言について、世の女性達は「女性」という属性が共通しているというだけの理由で連帯責任を感じてくれるかというと…そんなことないでしょ?
高市早苗をピヴォットとして少し違う話をしてみますが、高市は大相撲の千秋楽で土俵に上がることについては議論もせずに自分から「見送り」を決めたそうです。この人の支持層は何かと明治以降に作られた「フェイクの伝統」を信じたがる人達なので、まぁそうしますよね。。とはいえ、かつての大阪府知事だった太田房江はこの問題に切り込んで「なんで府知事なのに女が土俵に上がっちゃいけないんだよ!」と正面切って問い詰めていました。でも、高市早苗には、あの時の太田房江のような立ち振る舞いはできないでしょうね。
話をまとめますが、女性専用トイレにしても、土俵の女人禁制問題にしても、ジェンダーギャップをめぐる問題について日本は進んでいるどころか後退していると思わざるを得ないです。これをもう少し広げて言うと、DE&IとかLGBTQが「タテマエ」としてもてはやされている一方で、「ホンネ」としては性別、国籍、人種などの属性による差別や分断が昔よりひどくなっていってるように思えてならないのです。