2023年6月24日土曜日

沖縄とワグネルとヒロスエ

 これを書いている2023年6月24日はこういう状況です。

  • 6/23に78回目の沖縄戦の「慰霊の日」が開催された
  • 一週間くらい前からヒロスエの不倫騒動、永山絢斗の逮捕などが報道されている
  • 6/24に、ワグネルがロシアから離反してロシア国内の軍事施設を占拠
これらがひとつながりの話として捉えられるのではないか?ということを今日の昼過ぎからずっと考えています。

ロシアの状況を見て、多くの日本国民は「悪の結束なんてこんなもんだよね」と、まるで対岸の火事のように見ているのではないかと思います。でも、僕から言わせれば、おかしな組織が崩壊できる方がはるかにマトモな事のように思えてしまうのです。もしも旧日本軍が2.26事件のクーデターに成功していたりすれば、我が国は破滅的な戦争に突き進むようなこともなかったかもしれません。2.26の成否だけでなく、もしも日本の市民社会が十分に成熟していれば、満州の民間人や原爆の犠牲者、そして毎年6/23の「慰霊の日」に追悼される沖縄の戦没者…多くの民間人を巻き込んだ絶望的な戦争は回避できていたのではないかと思わざるを得ないです。

そして我が国の市民社会は…なのですが。ご存知の通り、岸田Jrの国会議事堂でのアホ騒ぎ、河野太郎のマイナンバーをめぐる無責任な態度…とまぁ、いつもの通りです。これらは昭和の日本だったら間違いなく総理か大臣が辞任するレベルの失態だと思います。しかしながら、我が国の国民にはこれに対してちゃんと怒って見せる風潮がみられません。それどころか、マスコミは政治よりも芸能人の不倫や薬物の問題にばかり目を向ける方向に意図的に国民をリードしようとしているように見えます。僕はあまり陰謀論みたいなものは真に受けたくない方ですが、それでも「国民の目を政治に向けさせないために、泳がせておいた芸能人を薬物関連で逮捕する」という説を信じたくもなってしまいます。

ヒロスエの不倫報道に対するマスコミの熱量の異常さは、国民の目を政治から背けさせるために意図的にやっているのではないかと勘繰りたくなるくらいの勢いを感じています。ヒロスエや鳥羽シェフはCMやテレビ番組を軒並み降板になったりしているそうですが、大の大人が不倫したところで家族以外には特に迷惑かかるわけでもないので、他人がどうこう言う必要があるのでしょうかね?それよりも、青少年に対して長年にわたって組織的な性被害を反復し続けたジャニーズ事務所の方がはるかに問題ではないかと思います。

ヒロスエについては色々思うところがあって書いていたら長くなったので稿を改めます。