これを書いている現在、日本は高市政権が仕掛けた超短期決戦の解散総選挙と寒波に振り回されています。投票日の今日も北国では大寒波で選挙どころではなさそうですが、こんな状況にもかかわらず自民圧勝という予想が投票前から立っています。この国の政治についてここまで気鬱になるのは久しぶりです。このblogを始めた頃は第二次安倍政権が始まった頃だったのですが、今思えば安倍晋三でさえ高市よりマシだったのではないかと思えてきたりします。
今回の選挙を見ていると、日本人の大半は選挙を政策の是非よりも「イメージ」や「共感」に基づく人気投票としか考えていないように思えてきます。というより自民党の戦略によってまんまとそっちに誘導されている人が沢山いるのでしょうね。自民党は「ちゃんと考えさえない」「ちゃんと説明しない」「なんとなく頑張ってる、前向きそうなイメージだけ伝える」ということに終始しているように見えます。裏金議員、コメの高騰、日本経済の失速に伴う物価高、中国問題…これだけ多くの問題を引き起こしてきた責任や今後の国政運営のプランについての議論はウヤムヤにして、選挙を「人気投票の勝ち負けを競うゲーム」にすり替えることを意図的にやっていますよね。
特に「この選挙で信任を得たらもっと大きな決断をします」というアニメの次回予告みたいな発言なんてその最たるものだと思います。まともに選挙をするつもりなら、どのような大きな決断をしたいのか先に説明した上で信を問うべきなのですが、そんなことこの人は考えていないのです。しかし、こういう人に投票してしまう人が日本に沢山いるというのも事実なのでしょう。日本人はあまり政治について会話する習慣がないので、誰が投票してるのかよくわからないのですが、僕の周りにもそれが当たり前だと思って自民党に投票する人達が沢山いるのでしょうね。
最近読んだ村田紗耶香の「地球星人」という本では、自分達は宇宙人だとひそかに思い続けている人達が描かれているのですが、今の日本社会における自分の立ち位置を考えると他人事とは思えない気分になりました。自分達は宇宙人だと思っている主人公達は、地球人の作る社会が押し付けてくる規範に苦しみながらも、その中で生きる道を色々と模索していくのですが。。このまま日本が壊れていくなら、いよいよ定年後に海外移住することも考えてもよいのではないかと考え始めました。
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